2. エンドユーザーにAI空間設計を表示する(任意)
3. AIサイズ推定の事前準備
3-1. 撮影時の高さを調べる
3-2. 撮影時の高さを設定する
3. プロジェクト内のサイズを計測する
(参考)サイズの保存・公開先について
1. AIサイズ推定とは?
AIサイズ推定とは、パノラマ空間上で天井高や扉の幅などのサイズを測ることができる機能です。
デスクに座ったままスペースリー上で、マウス操作によってわずか数秒で精度の高いサイズが分かるので、現地で測る手間が省けます。
2. エンドユーザーにAIサイズ推定を表示する(任意)
デフォルトでは、AIサイズ推定機能は、スペースリーにログインできるユーザー(自社の社員)のみしか使えない機能となっております。
物件ページにコンテンツ掲載時など、スペースリーにログインしないユーザー(エンドユーザー、お客様など)にてAIサイズ推定を利用して頂く場合は、以下の通り、プロジェクト各種設定にて「全閲覧者にAIサイズ推定の利用を許可する」をフラグを立ててください。
3. AIサイズ推定の事前準備
3-1. 撮影時の高さを調べる
床からカメラレンズ中心までの高さを測ります。
(撮影時の三脚の高さが一定であれば、初回のみ測定します。)
AIサイズ推定機能では、撮影時の高さを基準に推定値を算出します。より精度の高い測定には、この値の正確さが必要です。
天井の半分より少し上くらいの高さに設定すると自然な目線の高さに見えます。
※弊社推奨一脚で下から2段引き上げると1.37メートルになります。
3-2. 撮影時の高さを設定する
ドールハウス制作画面 > 部屋3D化 > ③天井の高さ で調べておいた撮影時の高さを設定します。
シーン毎の高さ設定が必要です。
設定した撮影時の高さは、以下の通り、プレイヤー上でも確認できます。
4. プロジェクト内のサイズを計測する
プロジェクトを立ち上げ、ものさしアイコンをクリックして、推定機能を立ち上げます。
サイドメニューが表示され、「計測を開始」ボタンを押します。
計測モードに入るので、計測を開始したい「始点」をクリックすると、計測線が表示されます。
そのまま自分が計測を終了したい任意の箇所をクリックすると「終点」が設定され、サイズが表示されます。
サイズは計測後、自動的に保存されますので、保存ボタンはありません。
保存されたサイズについては保存先や公開先が事業者/エンドユーザーによって異なります。
詳細は以下をご確認ください。
※2Dプロジェクトの場合、
計測時「床面の長さを計測」もしくは「床面からの高さを計測」を選択していただく必要があります。
5. プロジェクト内のサイズを公開する ※事業者ユーザーのみ
エンドユーザー(プロジェクトを閲覧できる全てのユーザー)に計測したサイズを公開したい場合は、公開アイコンを押してください。
非公開にしたい場合は、再度、公開アイコンをクリックすると非公開にできます。
注意事項として、当該サイズについては、エンドユーザーに対して閲覧のみで公開され、エンドユーザーから編集/削除などはできません
(参考)サイズの保存・公開先について
サイズ保存・公開機能については、事業者ユーザーとエンドユーザーで仕様が異なります。
定義 | レイアウト保存先 | レイアウト公開先 | |
事業者ユーザー | Spacelyにログインしており、且つ、自社の会社アカウントにて当該プロジェクト※1 を所有している場合のユーザー | 自社の会社アカウントに紐づいてサイズが保存されます | 保存後、当該プロジェクト※を閲覧する全てのユーザーにサイズが公開されます |
エンドユーザー |
Spcelyにログインしていない(Spacelyアカウントを持っていない等)ユーザー or Spacelyにログインしているが、自社の会社アカウントが当該プロジェクト※を所有していない場合のユーザー |
サイズ保存を実行した端末(PC/スマホ等)・Webブラウザに保存されます※2 |
保存後、サイズ保存をした端末(PC/スマホ等)・Webブラウザでのみ閲覧可能です (他ユーザーへの公開はされません) |
※1 当該プロジェクトとは、今回、サイズを保存したいプロジェクトのことを指します
※2 エンドユーザーが作成したレイアウトについてはLocal Storageに保存するため、ユーザー側の操作で内容が削除される場合があります。また、今後のアップデートでデータ形式が変更になった場合、レイアウトが表示されない可能性もあり、当社としては保存されたデータを保証するものではありません(一方、事業者ユーザー側のレイアウトはこの限りではありません)。