ちょっとしたコツを押さえれば、撮影のクオリティは格段にアップします。
本ページでは、弊社の提供するアプリ「Spacely Photo Task」やRICOH THETAシリーズの
ご利用を想定した、すぐに実践できる方法をご紹介いたします。
・カメラ撮影のモード
Spacely Photo Taskの撮影画面 撮影画面表示について詳しくはこちら |
空室物件撮影の多くは、外が明るく室内が少し暗いというような明暗差のある状況です。 |
・明るさの調整
実際の空間の明るさをフルに活用した上で、撮影画面中央の明るさ調節バーで調整していきます。
・点灯できる照明は小さなものでも全て点灯
・カーテンなどの遮光物は開けておく
(物件の日当たり、時間帯により光が差し込みすぎる時は、白のレースカーテンのような光の透けがわかる素材で窓を覆うと良いです。)
明るさ調整バーは-2.0〜2.0までで調整でき、数字が大きくなるほど撮影した画像が明るくなります。
こちらは十分に明るい屋外の撮影時には0付近(真ん中)で問題ありませんが
空室撮影の際には、少し明るめに設定した方が見栄え良く写ります(1〜1.5程度)
撮影画面上ですぐにプレビュー反映いたしますので、そちらでご確認いただきながら最適な明るさを見つけてください。
・撮影時のカメラの高さや向き
撮影時の高さや向きを揃えると、VRコンテンツとして閲覧した際の見やすさ、編集のしやすさなどにもいい影響を与えます。
☆ 撮影時の高さ
スペースリーでは137㎝で統一することを推奨しています。
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また、一脚を扱う際にはカメラが地面と水平になっているか(傾いていないか)ご確認ください。
傾いた状態で撮影された画像はVRコンテンツとした時、VR酔いを引き起こす可能性がございます。
どうしても傾いてしまった時は、傾き補正機能(ビジネスプラン以上から)をご利用ください。
☆ 撮影の向き
RICOH THETAの前後の向きをしっかり確認し、撮影の向きを1物件内で一定方向に揃えます。
向きを揃えると、VRコンテンツ化した時にシーンの移動ごとにまるで本当に内見しているかのような
自然な目線移動が自動でできるようになります。
・最初の1枚目は玄関あるいは廊下を指定します。 キッチンや風呂、リビングといった主要な場所を必ず撮影します。
・導線として必要な廊下も撮影します。 ※シータの向きは1枚目と同じ方位で撮影してください。
・部屋の中心ではなく、壁や入口に寄って撮影してください。 (空間を広く見せられます)
・常に1方向から見せたいシーンについては、シーン開始位置を設定します。
参考:
リコーTHETAでかんたんに上手な360°写真を撮る〜使い方の基礎〜
リコーシータのオート撮影モードでの設定について〜HDR合成やノイズ低減など
リコーシータはどういう向きで撮影すればいいですか?
不動産物件の綺麗な室内写真を360度カメラ・リコーシータで撮影!上手な撮り方のコツ3つ