シーン編集メニューでは、4つのタブに分かれてシーンに関する編集が行えます。
各タブで行えること、操作方法を記載します。
①-1 フロアマップの追加/削除/編集
①-2 シーンの追加/削除/編集
①-3 シーンの一括選択
①-4 フロアマップへ撮影ポイントを配置
①-5 シーンの閲覧開始位置の固定/解除
② シーン切り替えタブ
②-1 シーン切り替えの種類
②-2 シーン切り替えの手順
③ シーン並び替えタブ
④ 画像加工タブ
④-1 傾き補正/三脚消し/明るさ補正 の適用
④-2 全体画像加工
①シーン編集タブ
①-1 フロアマップの追加/編集/削除
プロジェクト閲覧時、画面右上に表示されるフロアマップを登録できます。
< フロアマップ追加 >
「フロアマップ」横の+マークをクリックするか、フロアマップ一覧の領域にドラッグ&ドロップで画像を追加します。
・複数枚まとめてアップロードが可能です。
・追加できる画像の種類は、jpg / png / gif / bmp 、ファイルサイズは10MBまで、最大4枚のフロアマップが登録可能です。
< フロアマップ編集/削除 >
登録後はフロアマップ名が一覧表示されます。
・フロアマップ名右横にある二本線をドラッグすると、フロアマップの並べ替えが可能です。
・「フロアマップなし」には外観や共用部などフロアマップに配置しないシーンを登録します。削除や編集、並び替えはできません。また、登録枚数に含まれません。
・フロアマップ名左横にマウスを当てると、・・・ボタンが出現し、クリックするとメニューが展開します。
フロアマップ名編集・画像入れ替え・ダウンロード・削除 の操作を行うことができます。
・フロアマッププレビュー上部のアイコンより、画像の上下/左右反転処理が可能です。
①-2 シーンの追加/削除/編集
360度画像をプロジェクトにアップロードした状態を、「シーン」としています。
< シーン追加 >
・シーン一覧領域にドラッグ&ドロップをするか、領域内右上の+ボタンからシーンの追加をします。
・複数枚まとめてアップロードが可能です。
・追加できる画像の種類はjpg、ファイルサイズは20MBまで、最大50枚のシーンが登録可能です。
< シーン編集/削除 >
登録後はシーン名とサムネイルが一覧表示されます。
・サムネイルをクリックすると、左上にパノラマプレビューが表示されます。
・サムネイル左上の・・・をクリックするとメニュー展開します。
フロアマップ名編集・画像入れ替え・撮影時の高さ調整・画像個別ダウンロード・削除 の操作が可能です。
①-3 シーンの一括選択
シーンサムネイル左上の数字をクリックすると、複数選択モードが起動します。
選択したシーンは、以下の種類の編集を一括で行うことができます。
・別のフロアマップへシーンを移動
・フロアマッププレビューへ撮影ポイント設置/除外
・設置済み撮影ポイントの扇形の向き変更
・選択シーンのダウンロード
・選択シーンの削除
①-4 フロアマップへ撮影ポイントを配置
プロジェクト閲覧中、右上に表示されるフロアマップに撮影地点を配置します。
< 設定手順 >
① 各シーンを対応するフロアマップに登録し、フロアマップ設定を行いたいフロアマップ名を選択します。
② 撮影地点を配置したいシーンをフロアマッププレビューにドラッグ&ドロップします。
シーンに振られているものと同じ数字のアイコンが、フロアマッププレビュー上に出現します。
③ 数字アイコンを撮影地点に配置します。
パノラマプレビューで足元の位置(撮影時に三脚を設置した位置)を確認しながら配置するとやりやすいです。
④ 数字アイコンから出ている扇形の向きを設定します。
パノラマプレビューにあるピンク色の線の位置を確認し、線に向かって扇形を向けます。
⑤ 配置したいシーン分②〜④を繰り返し、画面右上の「保存」を押して編集完了です。
配置したシーンを、フロアマップ上から削除する場合は
削除対象の数字アイコンを選択し、フロアマッププレビュー上にある − ボタンを押すか
フロアマッププレビューの外に数字アイコンをドラッグ&ドロップします。
①-5 シーンの閲覧開始位置の固定/解除
プロジェクト閲覧中、通常はシーンを閲覧開始する位置は撮影時の向きなどによって決定されます。
この設定により、任意の向きに設定することができます。
トイレや洗面所など、常に見せたい向きが変わらないシーンに適用します。
< 設定手順 >
① パノラマプレビュー領域の右上にある、「開始位置を設定」を選択します。
② 開始位置設定画面が開きます。パノラマ写真をドラッグすると360度自由に動くので
開始位置に固定したい位置で止めます。
③ 右下の「変更を確定」を押して設定完了です。
④ 設定をリセットしたい場合は、「初期位置の設定をリセット」を選択します。
②シーン切り替えタブ
同じ位置、向きで撮影した360度画像を用いて、日中/夜景、ビフォー/アフターなどをアイコンクリック一つで切り替えられる機能です。
切替設定の種類
プロジェクトの新規作成時またはプロジェクト編集時に切替シーンを設定できます。
切替設定は、以下の6種類から選択できます。
・一般・・・以下の切替設定のどれにも当てはまらない場合に選択します。
・ビフォー/アフター・・・リフォームのように工事等の前後で比較したい場合に選択します。
・日中/夜景・・・ベランダなど外景の時間帯による切替表示に用います。
・オープン/クローズ・・・タンスや扉の開閉などを表すことができます。
・ホームステージング・・・家具や小物などインテリアコーディネートを加えたシーンに切替する場合に選択します。
・三段階切替・・・リフォームの状況を分かりやすく伝えたい場合や、インテリアデザインのラインナップを提示する場合など、多様な使い方ができます。
シーン切り替え設定手順
①「プロジェクト管理/編集」画面で、対象プロジェクトのサムネイルを選択します。
② 次画面の左メニューから「シーン編集」を選択します。
③ 「シーン切り替え」タブを選択します。
④ シーン切り替えを設定したい対象シーンを含んだフロアマップを選択します。
⑤ 対象シーンを選択します。
⑥ 画像アップロード領域をクリックするか、ドラッグ&ドロップをして切り替え対象シーンをアップロードします。
⑦ 上段のシーン左上に、切り替えの種類を選択するプルダウンが出現します。
上記した切り替え設定の種類を参考に、当てはまるものを選択します。
⑧ 保存し、シーン切り替え編集は完了です。
※ ⑦で「三段解切り替え」を選択すると、もう一つ画像アップロードできる領域が表示されます。
3枚目はその領域にアップロードしてください。
プレビューボタンやプロジェクト一覧画面から対象プロジェクトを再生し
コンテンツが再生され対象シーンまで進むと、下側に切替ボタンが表示されるのでクリックするとシーンが切り替わります。
シーン並び替えタブ
プロジェクト閲覧時に画面下部に表示されるシーン一覧の順番の決定と、プロジェクトサムネイルの決定ができます。
①「プロジェクト管理/編集」画面で、対象プロジェクトのサムネイルを選択します。
② 次画面の左メニューから「シーン編集」を選択します。
③ 「シーン並び替え」タブを選択します。
④ 画面左側に並んでいるシーン名先頭の二本線をドラッグして順番を並べ替えます。
⑤ 任意の順番にできたら、保存し編集を完了します。
並べ替えて1番に配置したシーンは、プロジェクト閲覧時シーン一覧の左端になり
プロジェクト閲覧開始直後に表示されるシーン、プロジェクトサムネイルに表示されるシーンとなります。
画像加工タブ
④-1 傾き補正/三脚消し/明るさ補正 の適用
< 傾き補正/三脚消し/明るさ補正の適用例 >
各補正を適用した画像例を以下よりご確認ください。
・傾き補正
撮影時の傾きを軽減し、VR酔いなどを引き起こすのを防ぎます。
通常の居室より広く天井の高い空間の写真(屋外やオフィスフロアなど)や、特殊な形の部屋(急勾配な天井・ロフトなど)の写真では誤った補正が行われることがございます。
なお、この補正は制作されたプロジェクト全てに自動適用されます。
不要な場合はオフにしてください。
・三脚消し
360度撮影の特性上、必ず写り込んでしまう三脚を自動編集により削除します。
ドールハウス制作を行うプロジェクトや足元パッドを透明にしたい場合に特に有用です。
・明るさ補正
写真を均一な明るさに補正します。
写真内に極端に明るい箇所などが含まれている場合などは一部白飛びしてしまうなど、うまく機能しない場合があります。
< 傾き補正/三脚消し/明るさ補正 の適用手順 >
①「プロジェクト管理/編集」画面で、対象プロジェクトのサムネイルを選択します。
② 次画面の左メニューから「シーン編集」を選択します。
③ 「画像加工」タブを選択します。
④ 各補正を実行したい対象シーンを含んだフロアマップを選択します。
⑤ 対象シーンを選択します。(複数選択も可能です。)
⑥ 各補正の適用/解除を選択し、適用します。
⑦ 画像処理が完了したら、画面右上の保存ボタンを押して完了します。
※ 必ず全体画像加工編集より先に 傾き補正/三脚消し/明るさ補正の要不要をご確認ください。
全体画像加工編集後は、補正メニューの追加操作ができません。
④-2 全体画像加工
「画像を編集」を選択すると、画像編集画面が立ち上がり
ぼかしやモザイク処理、手動で画像の明るさや色味を調整できます。
「編集をクリア」を選択すると、画像編集画面にて編集した内容が全てリセットされます。
リセットされた内容の復元などは対応いたしかねますのでご注意ください。
これらのよく使われる編集の操作方法は以下のヘルプページをご参照ください。
参考:全体画像加工を使う