リコーシータの場合、撮影時にカメラとWifiマークが青く光る方向が後ろです。
通常のカメラと同様に、撮影時にリコーシータの前面を前に向けて撮影してください。
VRコンテンツを作るうえでの、シーン移動の向きのコツについて以下にまとめていますので宜しければご覧ください。
シーン移動の際に、まるで自分が歩いて移動しているかのように自然な移動をすることは、VRコンテンツを見やすくするにあたってとても重要なことです。
一方で、トイレや、風呂場のように、全体の写真は求められず、一方からの向きしか要求されない場面も数多くあります。
これらをうまく使い分ければ、見る方にとってよりわかりやすく、実際の内見に近い形での閲覧が可能になります。
360°カメラの向きについて
まず、物件を撮影する際に、すべての写真を同じ方角で撮影することが手っ取り早くシーンの向きを一致させることにつながります。
360度カメラは、すべての方向を撮影することが可能なので、カメラの正面の向きを意識しない方も、多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、実は360度カメラにも前後がありますので注意が必要です。
例えばリコーシータの場合、THETAのロゴが入っている方が前方、アイコンなどLEDが点灯している面が後方です。
カメラの正面の向きを確認し、統一しておくと、シーンの向きを設定し直す必要なしに、自然な移動が可能となります。
スペースリーにおける360°写真の向きのルールについて
スペースリーにおける360°写真の向きのルールについてご説明しておきます。
例えば、コンテンツの中で、正面の向きから30度右を向いて矢印をクリックし、シーン移動をしたとします。すると、次のシーンでも、正面の向きから30度右を向いたまま開始される仕組みになっています。90度右を向いて移動を行うと、次のシーンでも90度右を向いたまま開始されます。
そのため、写真同士をシーンで繋げた際に、シーン移動が自然に見えるようにするためには、撮影する際に、向きを統一することが自然な移動をするための重要な要素になっています。
スペースリーにおけるフロアマップの向きの設定方法
スペースリーでは、コンテンツの中で自分が今どこを向いているのか、フロアマップに対応して表示することが出来ます。
そのためには、画像がコンテンツの中でどこを向いているのか、シーンの向きをフロアマップ上に正しく対応させる作業が必要となります。
フロアマップ上での向きについては容易に設定、変更することできます。
シーン開始位置の固定方法
多くの場面では、シーン移動の際、まるで歩いて向かったような自然な移動が求められますが、トイレや、風呂場のように一方からの向きしか重視しない場面もあります。
スペースリーではシーンの開始位置を固定することができ、これにより、どの方向から移動されても、固定された向きでシーンを開始させることが出来ます。